命は、いつ、どこで、どのようにして地球上に生まれてきたのだろうか。
現在、地球上でもっとも古い生命化石は、オーストラリア西部ノースポールの堆積岩から発見されたシアノバクテリア類(原始的なラン藻類)で、およそ35億年前のものである。
この原始的なシアノバクテリア化石は、すでに多細胞の構造をもっていた。
このことから、より原始的な単細胞の生命の出現は、さらに古い時代にさかのぼるに違いないと考えられる。
それを裏付ける証拠として、1996年、グリーンランドの約38億年前の堆積岩から、生命の痕跡を示す有機物が発見された。
これらの証拠と、人類をはじめ生物を構成する主要な元素が、海に存在するおもな元素とよく似ていることから、生命は海で誕生したと考えられている。